喜多方の煉瓦

喜多方煉瓦の特徴は、一般的な赤煉瓦とは違い、表面に釉薬(うわぐすり)が掛けられており、施釉煉瓦または、釉薬煉瓦と呼ばれ、独特な風合いを持っています。

これは、「三津谷の登り窯」の創始者(=樋口市郎)の考案によるもので、厳しい会津の冬に起こる凍害を防止する目的で作られ、明治期以降、この喜多方を彩り続けています。

また、薪を燃料とした登り窯で焼かれる為に、一枚一枚微妙な色の変化があるのも特徴のひとつで、煉瓦を積んだときには“えもいわれぬ”風合いを醸し出します。

施釉のおかげで、春夏秋冬、朝昼夕、晴曇雨と光線の加減で様々な見え方が楽しめ、決して見飽きないうえ、基本的にアースカラーですので景色に溶け込んでしまうような一面もあります。