後世への継承

喜多方の煉瓦たちは、生まれてきてから、もう100年以上。
長年風雪にも耐え喜多方の風景を彩り続けてきましたが、経年変化による劣化はこの先も止めることができません。

先人たちが残してくれた喜多方の煉瓦文化を後世に伝えるためには、「三津谷の登り窯」の存続が重要なポイントとなり、ここで焼かれる施釉煉瓦は、国内はもとより、世界でもオンリー・ワンの煉瓦と呼べるべき煉瓦となってしまいました。
手づくりゆえの絶妙な風合いを持った喜多方煉瓦は、大量生産の環境の中で再現するのは困難ともいえますし、喜多方に残る希少な煉瓦蔵たちがいつまでもあり続ける為にも、「三津谷の登り窯」で焼かれた煉瓦は必須アイテムと言えるでしょう。
また、独特な風合いを持った喜多方煉瓦は、「蔵のまち・喜多方」の景観形成に重要な要素となっており、復活生産された煉瓦は、市内各所へ修景用煉瓦として活用されています。

私たちは、この優れた伝統的地場産品である「喜多方煉瓦」の技術を途絶えることなく後世に伝え、喜多方の煉瓦や煉瓦蔵にまつわる様々な活動を通して「喜多方煉瓦文化」の伝承を目的として活動を続けています。

喜多方煉瓦會について

私たち喜多方煉瓦會は、喜多方独特の煉瓦と煉瓦蔵、そして「近代化産業遺産~三津谷の登り窯」の再生に「熱い想い」を馳せる有志の団体で、様々な職業、年齢の方々で構成されています。(県外の会員もおります)

当会は平成20年に発足し、伝統的地場産品である「喜多方煉瓦」の生産技術伝承、登り窯の保守・活用を通じたコミュニティの形成等、地域活性化の一翼を担うような公益的事業化をめざし、「三津谷の登り窯で焼かれる煉瓦」をキーワードとして活動中です。

喜多方煉瓦會概要

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活動拠点
〒966-0002
福島県喜多方市岩月町宮津火付沢3567-2「三津谷の登り窯」
事務局所在地
〒966-0072
福島県喜多方市字北町2905 喜多方煉瓦會事務局


主な沿革

近代化産業遺産

2007年
「三津谷の登り窯」近代化産業遺産認定/登録
2008年
三津谷煉瓦窯再生プロジェクト実行委員会発足
福島県サポート事業による煉瓦窯再生事業を開始
2010年
福島県サポート事業を完了

2011年

東日本大震災/喜多方地域群発地震発生 登り窯被災
2012年
震災復興/登り窯修復事業を完了
2013年
喜多方煉瓦會へ改組
「三津谷の登り窯」の一部公開を開始
グッドデザイン賞BEST100 受賞・地域づくりデザイン賞受賞
2014年
福島県「新”うつくしま、ふくしま。”県民運動」知事感謝状拝受
「新”うつくしま、ふくしま。”県民運動」コミュニティ100選認定/登録
2015年
窯場整備事業を開始・他地域間交流事業を開始
2016年
第10回目の煉瓦焼成事業を実施

2017年

「三津谷の登り窯」観光案内業務(語り部)を開始


おしらせ

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新型コロナウィルス感染症に関する情報

新型コロナウィルス感染症に関する情報

~新型コロナウイルス感染拡大防止に関しまして~

国の「緊急事態宣言・まん延防止等重点措置」等が発出された場合や、

福島県や喜多方市が発する宣言等、制限措置が発出された場合には

感染拡大防止の観点より窯場見学をお断りする場合がございます。

 

皆さまには、大変ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願い致します。

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)

~新型コロナウィルス感染症(COVID-19) について~

感染拡大防止の観点より、
当分の間、窯場の公開・見学受付を停止させて頂きます。

皆様方には、大変ご不便をおかけいたしますが、
何卒、ご理解・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

冬期間の窯場公開について

冬期間の窯場公開について

 12月3日より3月下旬までの冬期間は、除雪作業の都合により予約見学制となっております。

窯場見学をご希望の方は、大変お手数をお掛け致しますが、5日前までにご予約をお願い致します。

尚、窯場は大変に冷え込んでおりますので、ご来窯の際は、防寒対策を忘れずに、

暖かい服装でお越しくださいませ。

冬期間の公開について

冬期間の公開について

12/1より3/20頃までの公開は予約限定となっております。

登り窯の見学をご希望のお客様は、窯場前の除雪手配の都合上、

5日前までのご予約をお願い致しております。

尚、窯場は大変冷え込んでおりますので、ご来窯の際は、防寒対策を忘れずに、

暖かい服装でお越しくださいませ。

(写真は、12/12現在の状況です)

 

窯屋の工事完了です。

窯屋の工事完了です。

天候不順の折、若干日程が延びましたが、先日より行われておりました

「窯屋塗装工事」が昨日無事に完了いたしました。

屋根の色が変わったおかげで、かなり落ち着いた印象になりましたが、

煉瓦の煙突と瓦屋根が映えるようになって、とても綺麗に見えるようになりました。

しかも、雪がサラサラと簡単に落ちて冬期間の積雪対策もバッチリ!

(その分、雪片付けの頻度がアップしそうですが・・・)

 

窯屋工事のお知らせ

窯屋工事のお知らせ

「三津谷の登り窯」では、8/22より約10日間の予定で窯屋の塗装工事が行われます。

工事期間中、ご見学の皆様には何かとご不便をおかけいたしますが、

ご理解、ご協力のほどをよろしくお願いを申し上げます。

尚、天候次第では工期が前後する可能性もございます。

見学をご予定されている方で、ご不明な点などございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

春本番ですね

春本番ですね

今年の冬は近年にない大雪で、窯屋のあちこちにその爪痕を残して行きましたが
大体の整備作業も終わり、窯場作業も本格的に始動しました。

登り窯の裏山に咲く山桜も満開を迎え、ウグイスの鳴き声も響き渡り本格的な春を迎えております。
陽光うららかなこの時期は、近隣の花々も咲き乱れ、絶好のお出かけ日和となっております。
 皆様のおいでを心よりお待ちしております。

冬期間の窯場

冬期間の窯場

12/1~3/20までは、予約限定での公開となります。

積雪の状況によっては、除雪の都合もありますので、早めの予約をお願い致します。

冬の窯場は非常に寒く、またお足元も悪いので、防寒対策等は万全にお願い致します。冬の窯場

10/23日(日)窯開けを行います。

10/23日(日)窯開けを行います。

窯焚きから10日が過ぎ、窯の冷却も十分なようです。


今週23日、いよいよ窯開けを行う事となりますが、
まずは、陶芸作品の入っている6房目からとなります。

以後、順次開けていきますが、窯開けの瞬間だけは、不安と期待が入り混じり、
ドキドキ・ワクワク感が何とも言えません。
はたして、今回の成果は?

ぜひ、焼きたての煉瓦を見においでくださいませ。

火入れ完了しました。

火入れ完了しました。

10/8~10/10に行われました、今回の窯焚きは、10日の15:00に火止めを行い
無事に全工程を完了いたしました。

約2年ぶりとなりました今回の窯焚きでしたが、
雨が降って湿度が高かったせいか、窯の昇温が思い通りとはならなかったものの、
火止め予定時刻の1時間オーバーで無事完了できました。
焼成された煉瓦と、陶芸作品は、ただ今、登り窯の中で自然冷却中です。

期間中、窯焚き体験と見学には、たくさんの方々においでいただきまして
誠にありがとうございました。

【緊急告知】10月8、9、10日 火入れを行います!

10月の8、9、10日にレンガを焼くため、窯の火入れを行います。

解説付き見学(無料) は3 日間ともに9 : 00 ~ 16 : 00 の間、随時受け付けます。(安全上、窯場外からの見学とさせて頂きます。) 9 ・10 の両日は、有料ですが薪入れ体験を実施致します。(傷害保険を付帯)

薪をくべるたびに温度があがり、あたかも窯に命を吹き込むような薪入れ体験は、非日常を全身で体感できるまたとない機会です。ぜひとも”活きた登り窯”本来の姿をご覧ください。

目もくらむような窯の中できらめく煉瓦や、灼熱の中に踊る「炎の龍の舞」もご覧頂けます。 5 名様以上は要予約。時間的余裕をもってお越しください(所要時間30 分以上)

現在、急ピッチで準備作業をしておりますので、連絡がつきにくい場合がございます。ご理解をお願い致します。

喜多方煉瓦會のホームページを作成いたしました

喜多方煉瓦の歴史などや、成り立ちについてご紹介いたします。
また、これまでの喜多方煉瓦會の活動などご覧頂ければと思います。